■ クラシカルとフリー
クロスカントリースキー競技には、クラシカルとフリーの2種目があります。
クラシカルはクロスカントリースキーの歴史を物語るオーソドックスなテクニックです。両スキーの滑走面センター部(足裏)50?前後の長さにキックWAX(粉雪用はスティック、湿雪用はクリスタータイプ)を塗り、2本のレール内を交互滑走します。
●滑走テクニック
 ・ダイアゴナル/上り斜面での交互滑走
 ・ダブルポール/平地での推進滑走
 ・ワンキックダブルポール/平地や緩斜面の上りでの一歩滑走
フリーは最も速いテクニックを用いて滑走する競技です。
1985年ゼーフェルト世界選手権からフリースケーティングテクニックが主流になりました。コンパクトなスキーを使用し、両スキーの滑走面にはグライドWAXのみを塗ります。そして、アイススケートの様にスキーの先端を逆八の字に開きながら雪面を蹴り滑走します。
●滑走テクニック
 ・ラピットスケーティング/平地や緩斜面での加速テクニック
 ・クイックスケーティング/上り斜面でのテクニック
 ・スーパースケーティング/平地や下り緩斜面でのテクニック

■ 道具の選び方





■スキー板
クラシカル用スキーの長さは身長プラス25?〜35?で、フリー用は身長プラス10?〜15?を目安に選びましょう。キーポイントとしてスキーの長さ以上に体重とアーチベンドのバランスが滑走性に影響を与えます。スキー板をお選びの際は以上のポイントを踏まえ店頭にて専門スタッフと相談すると良いでしょう。
■ポール

クラシカル用は、身長マイナス25?〜30?、フリー用はマイナス15?〜20?を目安として下さい。より速く、より継続的に滑走するためには、長めのポールを選択するよりも少し短めを選ぶ方が効率も良く、しかも腕への負担が軽減できます。特に一般シチズンレーサーの方やジュニア選手のポールサイズは、少し短めの方が早く慣れ、ポールの操作性も良いでしょう。
■ブーツ
クラシカル競技・フリー競技それぞれの専門シューズを競技に合わせて履き分けるのがベストです。しかしどちらの競技も共用できるコンビタイプもありますから経済性から選ぶならこちらです。どんなブーツでも自分の足型にあった、履いていて楽なブーツを選ぶのがポイントです。専門店では必ず試し履きをして最適なものを選びましょう。
■ウェア
雪上スキートレーニングの場合は、アンダーウエアーの上に通気性・保温性の有るオーバージャージが体の動きを妨げず良いでしょう。暖気時の場合は、アンダーウエアーの上に2ピースとベスト着用でもokです。競技会では、アンダーウエアーの上にレーシング2ピースがベストです。また天候の良し悪し関係なく、安全のためニット帽子やレーシングCAPをかぶりましょう。
■アンダーウェア

真冬のフィールドを半日又は1日中動き回る競技においてアンダーウェアは重要なポイントの一つです。競技ウェアを着ていればなおさらです。防寒機能は勿論、皮膚表面を一定の状態にキープし体温の変化を抑え無駄なエネルギーを消耗しないために不可欠な存在です。寒冷地である無しに関わらず運動中のアスリートは汗をかきます。皮膚から発汗された汗を素早く吸い取り生地の表面へ、そして体の冷えを抑えて不快なベタベタ感が無いもの、しかも柔らかいタッチで体に優しくフィットしてくれるアンダーウェアーがベストです。
・アンダーウェアのベストチョイス
男性の場合 上下長袖タイツ、ブリーフ、ソックス
女性の場合 上下長袖タイツ、ブラ、ブリーフ、ソックス
■グローブ&サングラス

グローブは、寒暖によって使い分けましょう。寒い時は、WS素材や厚手の物がおすすめです。サングラスは、目の保護に不可欠です。天候によってレンズを使い分けすることで、より視界が良くなり安全性も向上します。